吹抜から十分な採光を得られる設計
夜は間接照明が優しく照らす
吹抜の室内窓は寝室へと繋がる
空間に自然と馴染むたたみスペース
LDKのから望むのは家族から受け継いだ柚の木
光に包まれる住まい
自然素材のやさしさをまとった空間には、家族の時間をより心地よく、豊かに包み込むための工夫が随所に散りばめられています。外観には、上質で落ち着いた表情を持つジョリパットの塗り壁を採用し、街並みにやさしく溶け込みながらも、品のある存在感を放つ佇まいに仕上げました。室内へ一歩足を踏み入れると、大きな吹き抜けから降り注ぐやわらかな光が空間全体を満たし、時間帯や季節によって移ろう光の表情を楽しむことができます。リビングの一角には、家族の気配を感じながらも程よい距離感を保てる高さで区切った書斎スペースを設け、仕事や読書、趣味の時間にも心地よく寄り添います。それぞれが自分の時間を大切にしながら、自然と家族がつながっていく——そんな暮らしのかたちを丁寧に描いた住まい。ここから始まる日々が、穏やかで実りあるものとなるよう、住まいそのものがやさしく支え続けます。
●建築データ
・完成:2025年
・所在地:石川県金沢市
・敷地面積:50.68坪
・延床面積:32.86坪
・床材:栗