緩やかな開放感を感じるようにLDKの天井高は2.5mとした
リビングの大開口と繋がる庭
LDKと庭に隣接した和室
多趣味なオーナーのための収集グッズをディスプレイするための壁面
リビング階段を上がってすぐの位置にフリースペースを設けた
距離を整え
つながりを生む
外観はモスグリーンのガルバリウム鋼板とグレーの吹付を組み合わせ、周囲の住宅街に落ち着いて馴染みながらも、程よい存在感を放つ佇まいとしました。敷地条件を踏まえ、外部からの視線を抑えつつ、内部に開かれたプライベートな庭を計画しています。この庭囲むようにLDKと和室を配置。各室から庭へのつながりを確保することで、視線の広がりと採光を両立させました。LDKには大開口を設け、日中は自然光のみで過ごせる明るさを確保しています。和室は、LDKと一体的に使える距離感を保ちながら、扉を閉めれば客間としても独立して使用できるよう計画。県外からご家族が訪れた際にも、気兼ねなく滞在できる空間としました。さらに、家族の気配が自然と感じられるよう、リビング階段のそばにフリースペースを配置。上下階のつながりを意識した空間構成とすることで、家族の距離が緩やかにつながる住まいを目指しました。住まいの名前は「IDEAL」。設計のアイデアと住まい手への真心を丁寧に重ねた一棟です。
●建築データ
・完成:2023年
・所在地:石川県野々市市
・敷地面積:49.82坪
・延床面積:33.23坪
・床材:カバザクラ